ディズニー&ピクサーの「トイ・ストーリー」で大人気のキャラクター、バズ・ライトイヤー。背中のボタンを押すと「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」という台詞とともに翼が広がるギミックは、子供たちにとって最大の魅力です。しかし、ある日突然、我が家のバズの翼が出なくなってしまいました。
手で引っ張れば出てくるので、完全に壊れた感じではなさそう。修理方法を調べると、たくさんのyoutube解説動画がありましたが、壊す自信しかない母…。
そういえばおもちゃ病院というものがあったなと思い出し、おもちゃ病院に受診することにしました。
今回は、おもちゃ病院での修理体験と、これから行く方に伝えたい「待ち時間の注意点」を詳しくまとめました。
1. 故障の症状:バズの翼が片方しか出ない

我が家で使用しているのは、タカラトミーの「リアルサイズインタラクティブ フィギュア」です。
症状としては、ボタンを押しても内部で「カチッ」と音がするだけで、左の翼だけが引っかかったように出てこなくなりました。無理に引っ張ると修復不能になりそうだったため、地域のボランティアが運営する「おもちゃ病院」へ持ち込むことにしました。
2. YouTube「サンサンとくもりん」で予習済み?
驚いたことに、5歳の息子はおもちゃ病院へ行くことを伝えると「知ってる!」とノリノリでした。どうやら、お気に入りのYouTubeチャンネル「サンサンとくもりん」でおもちゃ病院の様子を観たことがあったようです。
親としては「YouTube見せたくないな」と思うこともありますが、こうして社会の仕組みや「物を大切にする心」を学んでいる姿を見ると、教育的なコンテンツを選べば良い刺激になるのだと実感しました。実際、目の前で修理が始まるのを今か今かと待ち構えていました。
3. 「SGおもちゃクリニック日吉」さんへの持ち込み体験

今回お世話になったのは、主に横浜市港北区の日吉地区センターなどで定期的に開院されている「SGおもちゃクリニック日吉」さんです。
地域のおもちゃドクター(ボランティアの方)が、壊れてしまった大切なおもちゃを初診料100円のみで(部品代がかかる場合を除く)修理してくださる素晴らしい活動をされています。
会場に到着し、受付でバズの症状を伝えると、ベテランのドクターがさっそく診察(修理)を始めてくれました。
目の前で繰り広げられる「オペ」に大人は興味津々
バズの背中のネジが外され、普段は見ることのできない複雑な内部構造が露出します。 大人の私としては、「へぇー!あんな小さなプラスチックの爪とバネだけで、あの勢いよく飛び出すギミックを制御しているんだ!」と興味津々。 ドクターが構造を解説しながら、ピンセットや専用の道具を使って丁寧に原因を探っていく様子は、見ていて非常に面白く、知的好奇心が刺激される時間でした。
ドクターの鮮やかな手並みによって、原因は「内部のネジがずれてしまっていただけ」だと判明。ネジをはめて元に戻すと……「シャキーン!」
見事に復活!あの爽快な動作でバズの翼が飛び出すようになりました。
修理が完了し、バズが再び翼を広げた瞬間、それまで退屈そうにしていた息子の目がパッと輝きました。 「バズ、直ったね!また飛べるようになった!」と大喜びでバズを抱きしめる姿を見て、本当に連れてきて良かったと心から思いました。
4. 子連れで行く際の落とし穴:待ち時間の「暇つぶしグッズ」は必須!
おもちゃが目の前で見事に直っていく光景に、親の私は大感動だったのですが、これから利用される方に一番お伝えしたい注意点(落とし穴)があります。
それは、「子供は修理の過程にすぐ飽きる」ということです。
親はワクワク、子は退屈
最初は自分のおもちゃが解体される様子を珍しそうに眺めていた息子ですが、修理というのは非常に地道で細かい作業の連続です。5分、10分と時間が経つにつれて、徐々に集中力が切れ、足元でモジモジし始めました。
実は今回本当は別のおもちゃの修理をお願いする予定だったのですが、それがかなり修理難解なもので、製品側も修理対応をしていなさそうなので受診対象をバズに変えるかという相談で時間がはじめかかってしまい、息子としてはつまらない時間が増えてしまいました。
持参して役に立つ・役立つおすすめ暇つぶしグッズ
おもちゃクリニックの会場によっては多少の絵本などが置かれている場合もありますが、基本的には自分で対策を用意していくのが鉄則です。
今回の場所は、部屋に大きなテーブルと椅子があるだけだったので、特におもちゃなどはありませんでした。
以下のアイテムをバッグに忍ばせておくことを強くおすすめします。
- シールブック・塗り絵: 音が出ず、机の上などの狭いスペースでも集中して時間を潰せます。
- 音の出ない小さなミニカーなど: 修理中のおもちゃに触ろうとしてしまうのを防ぐため、別の手遊び用おもちゃがあると便利です。
「おもちゃを直しに行く場所に、別のおもちゃを持っていくのは変かな?」と思うかもしれませんが、ドクターが集中して修理できる環境を作るためにも、親側のマナーとして必須の準備だと痛感しました。
5. おもちゃ病院(クリニック)の利用方法 5つのステップ
今回初めて利用してみて分かった、一般的なおもちゃ病院の利用方法を分かりやすく5つのステップでまとめました。検討している方はぜひ参考にしてください。
ステップ1:会場を探す
まずは自分の住んでいる地域の近くでおもちゃ病院が開催されているか調べます。 神奈川県内にお住まいの方は、以下の「日本おもちゃ病院協会」の公式サイトからお近くの会場を探すことができます。
神奈川の会場一覧はこちら: https://www.toyhospital.org/hospital/kanagawa
都築と港北区には色んな会場があります!開催曜日やアクセスを見て確認してくださいね!
都筑区:勝田小学校、仲町台地区センター、北山田地区センター
港北区:菊名地区センター、篠原地区センター、新田地区センター、綱島地区センター、横浜ラポールおもちゃ図書館、ルーテル日吉教会、日吉本町(ヴィラマーレ)
ステップ2:予約をする
会場によって予約方法が異なります。
今回利用した「SGおもちゃクリニック日吉」さんの場合は、公式LINEアカウントから友達追加を行い、案内されたGoogleフォームに回答して予約するシステムでした。 予約完了後にはLINEで非常に丁寧なご案内をいただけたので、初めての利用でもとても安心感がありました。
ステップ3:時間になったら会場に行く
予約した日時になったら、壊れてしまったおもちゃを持って会場(地区センターなど)へ向かいます。おもちゃの取扱説明書や、外れてしまった細かいパーツ、使用している電池などがあれば一緒に持参すると修理がスムーズになります。
ステップ4:受付をして受診
会場に到着したら受付を済ませます。
受付表にはおもちゃの製品名や症状などを書く書類があったので、事前に製品名を確認しておくと便利です。
今回初診料(※会場や団体によって数百円程度の運営協力金・カルテ代がかかる場合があります)をお支払いし、ドクターによる修理がスタートします。
基本の修理費は無料ですが、特殊な交換パーツが必要な場合は実費がかかることもあるので事前に確認しておくと安心です。
ステップ5:お礼を言ってさよなら
ドクターの神技によっておもちゃが無事に直ったら、動作確認を一緒に行います。動くようになったことを確認したら、感謝の気持ちをお伝えしておもちゃを受け取り、退室します。
まとめ:直った時の感動と「物を大切にする心」
修理が完了し、バズが再び翼を広げた瞬間、それまで退屈そうにしていた息子の目がパッと輝きました。 「バズ、直ったね!また飛べるようになった!」と大喜びでバズを抱きしめる姿を見て、本当に連れてきて良かったと心から思いました。
今の時代、おもちゃが壊れたら新しいものを買い直す方が簡単かもしれません。しかし、「壊れたらお医者さんに診てもらって、直してまた一緒に遊ぶ」という一連の体験を子供に見せられたことは、おもちゃを大切にする心を育む上で、買い直すこと以上の大きな価値がありました。
YouTube「サンサンとくもりん」の動画から始まり、実際の「SGおもちゃクリニック日吉」さんでのリアルな体験へと繋がった今回の修理劇。 もし、みなさんの大切なおもちゃ(バズの翼など)が動かなくなってしまったら、諦めて処分してしまう前に、ぜひ地域のおもちゃ病院を頼ってみてください。その際は、お子様のための「暇つぶしグッズ」をどうぞお忘れなく!


コメント